お金のマインドブロック~「お月謝、こんなにお高いのですか?」と問われたら

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もう10年ほど前になりますか、ある子どもピアノ生徒のお母さまに
発表会費について「いつもこんなにお高いのですか?」といわれました。

当時子どもピアノの参加費は \8000前後だったと思います。

当時はまだお好み焼き屋を営業していましたので、発表会終了後にお食事つき。

そしてなんといってもプロの音楽家5人が一堂に集まり、
ソロ演奏やミニコンサートあり。

高くないと思います。ホントはもっと欲しかった(笑)
某大手ヤ●ハさんなど、一万円~するようですし。

会場がいつものレッスン室だったことが気になったようです。
会場費がかかるわけじゃないのに、、、ということでしょう。

前田が理由・根拠を説明しても「会場はここですよね」の一点張り。

「参加は任意ですので、どちらでもかまいませんよ」
とお話ししたところ結局不参加、
そのあとしばらくして止めていきました。

また、2016年のこと、
前田の教室スタジオ部門で弾き語りのLIVEイベントがあり、
初めての開催ということがあって、1回目はモニター価格で参加費を安くしていました。

2017年4回目に参加費を値上げしたところ、
毎回参加して下さった方が突然のキャンセル。

この時は最初の値段設定が安すぎたと反省しました。

価格の需要弾力性

さて前田は受講料を何度か値上げしています。

特にグループレッスンでは値段を上げたり下げたりしながら、
いろいろと試していました。

また、貸し練習室としてレッスン室を一般開放しているのですが、
ここでも貸しスタジオ代を何度か改定しています。

その結果、

これ以上値上げしたら生徒・利用者さんは来ない、
逆に、これ以上下げても、安いからといって生徒・利用者さんが来るわけではない

という料金の範囲がわかってきました。

これを経済学では「需要の価格弾力性」といいます。

例えば缶ジュースの値段で考えてみましょう。

\60と\120で、どちらも需要に変わりがないというのだったら
当然¥120でつけますよね。

そして\130にすると、とたんに売り上げが下がる、
というのならやはり\120が最大値になります。

\60未満、例えば\55などにしても売り上げが変わらない、
逆に売上・需要が下がるというのなら、最低値は¥60になります。

料金の内訳=価値の「構造」

発表会も弾き語りイベントも、価格に根拠を与えるために、
「内訳」を考えています。

参加人数にもよるのですが、
経費を考慮に入れ、生徒さんから「高すぎる」と不平を言われないように、
「そのくらいは仕方ないわね」と許容範囲を探りながら会費を決めています。

サービス業は、「モノ」として手に取って見える・さわれる形があるわけではないので、
モノとしてあとに残らないところに価値があり、そこに価格を設定せざるを得ません。

ですので、どんな価値があるのか列挙することが大切です。
生徒さんが納得するだけの価値の構造、根拠といってもいいですね。

そして費用指向、競争指向、顧客指向などの
価格設定の考え方から、料金を決定することになります。

参考
http://jitakukyoushitsu.com/2018/04/15/post-1961/

お金のマインドブロック

ところがよく言われるのが「お金のマインド・ブロック」です。

簡単にいえば、お金をいただくことに躊躇してしまう、ということです。

ですので必要以上に料金を安く設定してしまったり、
本当に必要な料金を請求できなかったり、、、となってしまうのですね。

実は前田も最初のころそうでした。
あまり高く設定できない、受講料をいただくときもこちらからいうことなく、
生徒さんの方から払ってくれるのを待っていました。

今はそんなことはあまりありませんが(笑)

「お高いのですか」と問われた時は、
実は前田もどこかで高いと思っていたのかもしれない、
と後になって思いました。

ですので、前述のLIVEイベントの時は、値上げに関して問われたら答えられるように
しっかりと考えていました。

本当に事細かくです(笑)

例えば、プログラム用紙購入にいくらかかり、水道光熱費、インク代、
前田の作業時間時給―プログラムを考えたり、パソコンに打ち込んで印刷したり、
広告を出したり、DMを出したり、電話連絡をしたり、掃除をしたり
珈琲を買いに行ったり 当日の進行運営、接客、珈琲を淹れる、会場設置・後かたずけ etcetc

ここまで考えると、「これじゃあもっともらわないとやってらんないなあ」
という気になります、ホントに(笑)

そしてそれに、「いくら欲しいか」という利益を考え、値上げをしたのです。

ライブイベントでキャンセルした方は、その料金では割に合わない=料金以上の価値はない
と判断されたのでしょう。

ここは前田の、さらに価値をあげるための改善する課題となりますね。

レッスン料をきちんと考える!

もしレッスン料をいくらにするかをお考えなら、

まずはあなたが、

レッスンをするためにどれだけの準備段階があるのか、
つまりあなたの作業時間は時給いくら相当になるのか
諸経費はいくらかかるのか

などコスト面を洗い出してみてはいかがでしょうか。
その上で、あなたが生徒さんに提供できる価値を勘案して、
料金設定すればいいのです。

そして経験を積めば、自分自身の価値というものが上がってきます。

自分に自信が出てきますし、何よりレッスンの質を上げるために
たくさんの自己投資をしていることと思います。

そう思ったら、レッスン料を値上げすることに、何の躊躇がありましょうか(笑)

いえいえ、というよりは、
「これじゃ、安すぎる!」

と思うようになってくるでしょう!

お役に立てば幸いです。

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